タクティール
昨日、篆刻の先生が「明日、タクティールの講習を受けに行くんです」と言われていました。
タクティールって?
初めて聞く言葉です。
そこで調べてみると、
「タクティール」という言葉は「触れる」ということを意味するラテン語からきている手技で、スウェーデンでは、認知症緩和ケアにおける補完的な療法です。
認知症のデイケア、ナーシングホーム、医療の現場や保育所、重度の障害者にも使われているそうです。
その方法は、押したり痛点を刺激するのではなく、手のひらを使って相手の手足や背中を柔らかく包み込むように触れていきます。
そして、不安感や痛みを緩和するのに用いられているとのことです。
先生曰く、「篆刻をするとあとで肩がこるんです。レッスンのあと生徒さんにしてあげられたらと思って」
いいですねぇ。
至れり尽くせりですね。
あったかい。
「タクティール」も素敵です。
痛むところに手を当ててあげる。
不安にさいなまれている人にそっと触れてあげる。
手を包み込んであげる。
手の温かみでほっとして、色んなものがほどけて溶けていく感じ。
人間にはこういうものが必要なんだなと思います。
私も色んな技を習ってきたけれど、基本はこれです。
「手当て」ですね。
どんな精密な機械にもまねできない。
人間にしかできないことです。
逆に言えば人間ならできるということ。
人間に備わったこんなすごい力をもっと使って行きましょう。
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2010-12-01(Wed)
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